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消えた年金


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年金記録問題が取りざたされているが、
年金記録には二つの問題があることをご存知だろうか。

まず、一つ、は国民年金や厚生年金の「名寄せ」
(加入記録の統合作業)によるもの。


1997年(平成9年)1月1日、国民一人ひとりが生涯に加入した記録を
ひとつの基礎年金番号に統一する目的、新たに「基礎年金番号」が導入。


しかし、基礎年金番号に統一する時に行なった「名寄せ」の際に、
名前の文字や読み方が間違えて入力してしまったケース、
生年月日が抜けていたため統合できないケースが大量に発生してしまい、
記録が「残っていない」「みつからない」ため、
払った保険料に見合った年金が受け取れなくなっている。


読みがなが異なる例だと、同姓同名、同じ生年月日だが、
読みがなと住所が違うために認めてもらえず、
まとめて納付した国民年金保険料の納付記録が統合されず、
少ない年金額で支給されているものがある。


そして、もう一つは企業による年金問題。
給料から天引きされていたのに、会社が納付を怠っていた例や
加入資格を満たしているのに、会社が加入させていなかった例。


最も発覚しづらいのは、年金の「改ざん」。
会社が滞納したり、使い込んだ保険料を減額するため、
標準報酬月額を引き下げるなどの改ざんが行われていた。


会社に勤めていた期間までは覚えていても、
その頃の給料まで覚えていたり、
記録を残している人は少ない。


正しい年金をもらっているかどうか、
年金額からも、改めて自分で見直してみる必要がある。


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